UGC (User Generated Contents)


UGC(User Generated Contents)の概要と特徴

UGCとは、User Generated Contentsの略称で一般のユーザーが作成するコンテンツのことを指します。主なコンテンツとして挙げられるのが、個人で撮影した写真のSNSへの投稿、自身の考えを書き記すブログなどです。需要に伴って増加している飲食店を始めとしたお店を利用した感想、実際に購入した商品を使ってみて感じた長所や短所などをネットにアップするのもUGCになります。似たような物にCGMと呼ばれるコンテンツがあって、中にはこれらを混同して考えている人も少なくありません。しかし、CGMはメディアによって作られているコンテンツにユーザーの情報が提供されなくては存在できない物なので、ユーザーが任意で作成するUGCとは異なります。

UGCを活用することで得られるメリット

時代の移り変わりの中で、企業側が積極的にUGCを活用し始めている大きな理由の一つが親近感による購入意欲の促進です。一昔前であればメーカー側が洋服などを販売する場合、専属のモデルを起用するのが一般的でした。モデルの起用は服を魅力的に見せることはできる反面、購入する側に着用したイメージを持たせづらいという難点もあります。SNSの投稿を通して購買層と同じ一般ユーザーが着用している姿を見せることで着用のイメージを持たせやすくすることができるのです。

UGCは商品の信頼性を高められるのもメリットの一つに挙げられます。どれだけ優れた商品であっても必ず一長一短の特徴を持っていますが、ショッピング番組などで商品説明では、良い部分に限定されてしまうのが実情です。購買意欲を湧かせる上で当たり前のこととはいえ、デメリットについての説明が一切なければ消費者は安心して買うことはできません。口コミでは実際に利用した人達の率直な感想が投稿されるので、必ずしも良い意見だけでなく、不満や問題点の指摘などが書かれることもあります。こうした多くの情報提供によって商品の信頼性を高めてくれるのです。消費者だけでなく、企業側もこれらの意見を参考にしてその後の商品開発の参考にすることができます。

UGCを活用する上での注意点

UGCには購買の促進など多くのメリットがありますが、注意すべき点もいくつかあります。その一つが権利侵害の問題です。お店で販売している商品を無許可で撮影してネット上にアップする行為は著作権の侵害に当たります。撮影した写真にお店に訪れていた他の客が映りこんでいて、それをSNSで投稿したことで当人からクレームが来るというケースも少なくありません。たとえ意図的に行ったものではなくても、権利を侵害してしまえば法的なトラブルとなるので、利用する側はどんな些細な問題も見落とさないように確認する必要があります。